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採用について

採用には全員未経験者を採用しています。

「速記」流れのテープ起こしを学んだ人が、ディクテーション(談話筆記)の樹と混同して、仕事をしたいと応募されてくる方がいます。
 大工さんの親方は、どういう青年を弟子としたいでしょうか? そしてお茶に流派があるのでしょうか? お華はどうでしょうか? その他、流派はあるのでしょうか?
 今の若い青年は区別がないようです。もちろんここには、「人づくり」こそ、「仕事づくり」で、それは会社組織の社員教育の中から先輩の同化模倣(先輩を学ぶ)を通じて人はつくられていくのです。未経験者こそ、求める人材(宝)です。人材こそすべてです。
 人づくりにとって大切なのは会社経営理念である。正直・率直・誠実・個性の土台を求めています。こうして教育的指導を通じて同化模倣し、人づくりに入ることができます。
 ここには色があってはなりません。無色透明でなければなりません。
 こうして本物のプロのトランスクライバーやプロのコンポジショニスト、評価される校正者になったり、仕事人(作家ではありません)として個性あるライターに成長することができます。やりたい仕事、なりたい自分を目指して、自分は自分(目標の自分)になるでしょう。
 実は仕事とは人づくりから始まるのです。そうした意味で(株)メディアミックス&ソフトノミックスは、「仕事の学校」でありたいと願っています。

採用から仕事ができるまで
上図のアルファベットをクリックしていただくと詳細が表示されます。
仕事の流れ
 子局スタッフは、全員個人開業届出し、自宅をオフィスの場として、オフィス名をもっています。スタッフの中には、自分のかわいい子どもの名前をオフィス名にしている人もいます。近くは東のさいたま市から、西は岡山市までスタッフがおり、また北海道札幌市には、ライターがおります。トランスクリプション(録音再生原稿)の送信は電子メールを使うため、遠隔地の札幌市でもお仕事ができるようになりました。
 札幌市から関東一円、西は神戸市を核に大阪市にスタッフがおります。
 仕事を遂行する要となるのは、物流です。宅配便が翌朝10時か、午前着を範囲として納期に間に合わせています。さて、仕事の流れについてご説明したいと思います。また、クライアントである出版社の編集者の皆様もどのようなシステムになっているか、ご関心があることと思います。本局には2名しかおらず、他はすべて本局の外にスタッフがいます。
仕事の始まり
 編集者が出版社に出勤されるのは、午前11時から午後1時頃と推定され、当日お預かり分か翌日発生分か本局にお電話を頂きます。仕事がある程度まとまり、効率的に動けるようになる時間は、午後1時頃になります。最初本局の代表である私がお客様の出版社をタクシーで回っていたのですが、2時間12社を毎日回るのが限界でした。しかしだんだんと拡大し、私が回るのは非効率になり、また新宿着が遅くなって、スタッフへの発送に間に合わなくなりました。そこで、4年前からバイク便のソクハイ様にお願いするようになりました。ソクハイのYさんはよくやってくれて、今では小社の顔となっています。いざという時の助けになっています。
 東京・新宿御苑前にM.Oさんのオフィス、Mオフィスがあり、そこに本日のソクハイの回るクライアント名を記したスケジュール表を毎日ファックスし、ソクハイのYさんに渡して頂いてスタートして頂きます。こうして、今日の集荷の仕事がスタートします。
 ソクハイのYさんは効率よく、聞くところによると、道路の左折から左折の左回りへ回るのが効率よく、こうして出版社を回っていくその日の順番が決まるようです。
本局の業務
 本局に到着すると、スタッフのキャスティングに入り、適材適所に仕事を仕分け、電話で子局のスタッフと納期について相談しながら、調整します。文学文芸ものの適任者、ビジネス産業問題、最新技術に関するもの、総合雑誌、アーティスト・タレントもの、健康もの、メディカル、株、経済・経営、人事評価、コンサルティング、PR、IRなど、専門性があり、キャスティングに失敗すると、分野が違いますので品質に差がでます。インタビュアーのお名前と出版社で取材内容の難易度を判断します。これも品質管理のノウハウです。本局はできるだけ取材の資料やレジュメを出して頂くよう、お願いしております。
 インタビュアーのお名前がわかるだけでも、ホームページを調べて原稿に反映させることができます。調べるのに20〜30分かかることは、トランスクライバーにとっても、スタッフにとっても致命的な時間の浪費になり、納期に間に合わせることができなくなる恐れがあります。デッドラインをもちながら、仕事をしていきます。
 こうしたことを総合的に判断するのが本局の役目です。
子局の業務
 関東一円、翌日午前10時には宅配便が到着、関西は翌日午前着から午後2番ごろには到着いたします。
 こうして、上記の状況をもちながら、納期に間に合わせるために作業に入りますが、一日の作業時間は4〜5時間(標準)と思われます(VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン、平成15年度厚生労働省労働基準局編『労働衛生のしおり』)[60分の録音テープが4本(総録音時間240分の場合)あるとすれば、4人のトランスクライバーが分担して作業にあたれば、スタッフへ宅配便が到着後、翌日午前中には納品することが可能です]。
本局へ納品そしてお客様へ即納
 作業が終わると、本局と子局のコンピュータ間の通信である電子メールとイントラネットで納品、あるいは深夜であれば、イントラネットの仮納品窓口、また電子メールで本局へ納品を受け付けています。本局はスタッフと二重につながっており、母親と赤ちゃんがへその緒でつながっているように、ここが致命線なのです。これによって、SOHOの組織的仕組み「組織の装置」が成り立っているのです。クライアント様への納品は、午前5時〜午後9時ごろまで出来上がりしだい順次、即電子納品しています。日中、納期が遅れた場合によくあるのですが、Mオフィスへ電子データを送信・印刷して頂き、商品化して、都内の出版社にはバイク便のソクハイのYさんが30分以内に納品しています。
 仕事の納品が終了して子局のスタッフから返却物が本局へ戻ってくると、本局では御請求書を作成、返却物を梱包して佐川急便でご返送します。間違いなく確実に返却されることで、宅配便を使っています。こうして、お仕事は一巡します。
仕事の流れイメージ
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