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 もともと日記を書いたり投稿したりするのが好きな性分でしたが、突然「ライターをやってみませんか」と言われた時は正直言って不安でした。いざ作業が始まると予想通りの手探り状態で、「こんなのでいいのだろうか」と焦る日々の連続です。
 しかし! 苦労の末に仕上げた原稿が本となって書店に並んでいるのを見たとき、すべての憂いはふっとんで素直に「ああ、嬉しい」と思えました。
 執筆は、自分の中の経験の引き出しを活用し、表現を工夫しながら自分の文章を紡ぎ出す作業です。このことはよく言われるように「自分をさらけだすこと」だと実感しつつ、初めの頃は自分の文章を人に見せることがとても恥ずかしかったように記憶しています。
 それが今では、未知の分野を書かねばならない窮地に陥っても、その苦痛すら「勉強と思えばまた楽し」「苦手だけれどそれなりに」などと、張り切って挑戦してみようと思えるようになり、あの初々しさはどこへやら、かなり図太さがでてきたのかもしれません。
 福島茂喜氏の温かいご指導や、著者取材に立ち会わせていただく光栄にも恵まれ、最近ではマイペースで肩の力を抜いて書いています。ライティングをするようになってから、文章へのこだわりや愛着が深くなり、忘れられない大事な本がたくさんできたことはこの上ない喜びです。
 なかでも、小学校PTAで推薦書として話題に出たり生協のパンフレットに大きな広告が出たりして嬉しかったこと、「いい本よ」と人から薦められたのが自分のかかわった本だった時の喜びなど、言葉に尽くせない充実感に満たされることもしばしばです。
 ライターの仕事は創作であり、コンポジショニストの仕事は正確な入力であることを考えると、仕事内容が違うようにも感じられるのですが、実は多くのコンポージングの経験がライティングに反映されて生きてくるのだと確信しています。

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